あっという間に2月が終わろうとし、来週には3月ですね!
雪の降るような寒い日は少なくなりましたがまだまだ寒い日が続いています(+o+)
しかし少しずつ春は近づいていますよ☆
篠栗園の庭の梅の木に花が咲き始めました(*^_^*)
写真を撮った日はあいにくのお天気でしたが
紅白の梅が冬の寒さに負けずに綺麗に咲いています
さて、今日の献立紹介です!
今日は晩御飯に
松風焼き
を準備しました☆
●御飯
●吸物(そうめん・花人参・ねぎ)
●松風焼き
●付)サラダ菜・野菜ソテー
●かぶの煮物
●きゅうりの梅香和え
●漬物
●りんご
松風焼きの「松風」は能の「松風」というお話に由来しています。
昔、平安の時代に在原行平(ありはらのゆきひら)という男性が松風という娘と須磨の浦(すまのうら)という場所で恋に落ちました。ところが行平は都に帰らなければならなくなりました。松風は行平がもう帰ってはこないと知りながら、須磨の浦の浜辺で一本の 松の木を行平だと自分に言い聞かせおどり続けました。この様子を 「松風(待つ風) ばかりで浦さびし」と表現しました。一方、この料理ですが、表面はけしのみやあおのりでかざってありますが、裏には何もついていなくさびしいものです。ですから 裏(浦)がさびしい=「松風」と命名されました。ではどうしてお正月にそんなさびしい料理を 食べるのでしょう?それは「裏が無い」=「かくし事がなく正直な様子」を表すからです。 今年一年、悪い事をせず、まっすぐに生きてゆきましょうという願いが込められています。 (出典:バッタレシピ)
お正月には鶏ミンチを使って【のし鶏】として元日の夕食に準備しました☆
しかし、篠栗園の給食は牛ミンチを使用します。
鶏ミンチよりもジューシーでミートローフの様ですが、味噌で味付けをしますので和風の味わいがあります(^O^)
もちろん、表にはケシの実で飾り付けをしますが裏には何もしません。裏さびし・・・です。
和食の料理名には調理法だけでなく松風焼きのように物語が背景にあるものもあります。
普段何気なく見ている料理名でも調べてみると奥が深かったり、思っていた内容と違ったりしておもしろいですよ!