あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年の正月は晴天に恵まれて篠栗の田んぼでは子ども達が凧あげをしていました
皆様にとって今年も健康でご多幸の年でありますようお祈り申し上げます。
さて、毎年恒例となりました篠栗園のお節料理の紹介です!!
昨年から大きく変わった篠栗園のお節ですが、今年はさらにパワーアップいたしました
1月1日
【朝食】
●雑煮
●がめ煮
●紅白柿なます
●盛り合わせ ・蒲鉾2種(寿・梅)
・田作り
・栗きんとん
・黒豆
・数の子
●おとそ
【昼食】
●赤飯
●吸物(梅生麩・ほうれん草)
●盛り合せ ・ローストビーフ
・菊花かぶ
・伊達巻
・昆布巻き
・ぶりの照り焼き
・市松新丈
・干し柿
●花びら餅
●お酒
1月2日
【朝食】
●雑煮
●がめ煮
●菊花かぶ
●盛り合せ ・蒲鉾2種(絵馬、日の出)
・伊達巻
・チキン八幡巻き
・栗の甘露煮
・黒豆
【昼食】
●にぎり寿司(ネギトロ・アナゴ・海老)
●吸物(梅生麩・エビ・三つ葉)
●盛り合せ ・有頭エビのテルミドール焼き
・ポテトグラタン
・鮭の西京焼き
・生ハムのクリームチーズ巻き
・数の子
・梅型かまぼこ
・金柑甘煮
●メロン
菊花かぶはきれいな菊の花を咲かせていましたね!!篠栗園の職人さん(調理員さん)が一つ一つ丁寧に作ってくれました
1年の節目で1番大切なお正月に食べる料理のことを【お節】と言います。
そんな由緒ある食事ですので出されているものには意味があるものが多いのです。
言わずと知れたエビは、長いヒゲが生え腰が曲がっている姿から腰が曲がりヒゲが長くなるまで生きれるよう長寿を願います。
ブリは成長するごとに名前が変わっていく出世魚のため出世を願います。
数の子は卵が多いので子宝・子孫繁栄を願います。
そして、今年手作りとして取り入れた黒豆は日に焼けて肌が黒くなるほどマメに働きマメに暮らせるようにと邪気を払い無病息災を願います。
もうひとつ手作りした栗きんとんは漢字で書くと【栗金団】と書きますので金の団子、つまり金銀財宝を意味し金運を呼ぶ縁起物です。
他にも伊達巻は巻き物に似ていることから文化の発展、学問や習い事の成就を願います。
田作りや紅白なます、蓮根や昆布巻きなどにも意味があります。
料理に意味を持たせ、1年の幸せを願いおめでたい日に食べるのは日本人ならではですね
お節も郷土によって異なりますし、家によっても異なります。
昨年世界遺産にも登録された【和食】
欧米化してきている今の日本の食事を見直すいい機会になればいいなと思います。